特養、老健、訪問介護だけじゃない! 他にもある介護施設・サービスを紹介

5月 17, 2025 | 資格・就職 | 0 comments

By mybran


特養、老健、訪問介護だけじゃない! 他にもある介護施設・サービスを紹介

介護が必要になったとき、どんな施設やサービスがあるのか、選択肢が多すぎて迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?

この記事では、特養や老健、訪問介護に加えて、様々な介護施設やサービスを紹介します。それぞれの特徴を知ることで、ご自身やご家族に最適な選択ができるようになり、より豊かな生活を送るための第一歩となるでしょう。

1. グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

1-1. グループホームってどんなところ?

グループホームは、認知症の高齢者が少人数のユニット(5~9人)で共同生活を送る施設です。家庭的な雰囲気の中で、認知症ケアに特化したサービスが提供されています。

1-2. グループホームの主な特徴

  • 少人数制: 落ち着いた環境で、きめ細やかなケアを受けられます。
  • 認知症ケア: 認知症の進行を穏やかにするためのプログラムが提供されます。
  • 共同生活: 他の入居者との交流を通じて、社会的なつながりを保てます。
  • 食事の準備: できる限り、入居者自身が食事の準備に関わることで、生活能力の維持・向上を目指します。

1-3. どんな人が利用するの?

  • 認知症の診断を受けている方
  • 少人数での共同生活に馴染める方
  • 家庭的な環境で生活したい方

1-4. グループホームでの主な仕事内容

  • 食事、入浴、排泄などの身体介護
  • 生活援助(掃除、洗濯など)
  • レクリエーションの企画・実施
  • 認知症ケア(回想法、音楽療法など)
  • 記録、情報共有

2. 介護付き有料老人ホーム

2-1. 介護付き有料老人ホームってどんなところ?

介護付き有料老人ホームは、介護が必要な方向けの施設です。24時間体制で介護サービスを提供しており、安心して生活を送ることができます。

2-2. 介護付き有料老人ホームの主な特徴

  • 手厚い介護サービス: 24時間体制で、必要な介護サービスが提供されます。
  • 様々なアクティビティ: レクリエーションやイベントが豊富で、入居者の生活を豊かにします。
  • 医療体制: 医療機関との連携があり、健康面でも安心です。
  • 住みやすい環境: バリアフリー設計など、安全で快適な住環境が整っています。

2-3. どんな人が利用するの?

  • 要介護認定を受けている高齢者
  • 手厚い介護を必要とする方
  • 安全で快適な住環境を求めている方

2-4. 介護付き有料老人ホームでの主な仕事内容

  • 身体介護(食事、入浴、排泄など)
  • 生活援助(掃除、洗濯など)
  • 健康管理、服薬管理
  • レクリエーションの企画・実施
  • 記録、情報共有

3. 住宅型有料老人ホーム

3-1. 住宅型有料老人ホームってどんなところ?

住宅型有料老人ホームは、自立した生活を送れる高齢者向けの施設です。介護が必要になった場合は、外部の介護サービスを利用します。

3-2. 住宅型有料老人ホームの主な特徴

  • 自由度の高い生活: 自分らしい生活を送ることができます。
  • 生活支援サービス: 安否確認や生活相談などのサービスが提供されます。
  • 介護サービスの選択肢: 外部の介護サービスを利用することで、必要な介護を受けられます。
  • 住み慣れた地域での生活: 地域との交流を深めることができます。

3-3. どんな人が利用するの?

  • 比較的自立した高齢者
  • 将来的に介護が必要になる可能性がある方
  • 自由な生活を希望する方

3-4. 住宅型有料老人ホームでの主な仕事内容

  • 生活相談
  • 安否確認
  • 食事の提供(施設による)
  • 外部サービスとの連携
  • 記録、情報共有

4. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

4-1. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)ってどんなところ?

サ高住は、バリアフリー構造で、安否確認や生活相談などのサービスが受けられる高齢者向けの住宅です。介護が必要になった場合は、外部の介護サービスを利用します。

4-2. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の主な特徴

  • バリアフリー設計: 安全で快適な住環境です。
  • 安否確認・生活相談サービス: 24時間体制で、安心・安全な生活をサポートします。
  • 自由度の高い生活: 自分らしい生活を送ることができます。
  • 介護サービスの選択肢: 外部の介護サービスを利用することで、必要な介護を受けられます。

4-3. どんな人が利用するの?

  • 自立した高齢者
  • 軽度の介護が必要な高齢者
  • 安心・安全な住環境を求めている方

4-4. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)での主な仕事内容

  • 安否確認
  • 生活相談
  • 外部サービスとの連携
  • 記録、情報共有

5. デイサービス(通所介護)

5-1. デイサービス(通所介護)ってどんなところ?

デイサービスは、日帰りで施設に通い、食事、入浴、レクリエーション、機能訓練などを受けられるサービスです。

5-2. デイサービス(通所介護)の主な特徴

  • 日中の活動: 日中の時間を過ごし、生活の活性化を図ります。
  • レクリエーション: 趣味活動や季節のイベントなどを楽しめます。
  • 機能訓練: 身体機能の維持・向上を目指します。
  • 家族の介護負担軽減: 家族の負担を軽減し、レスパイト(休息)の機会を提供します。

5-3. どんな人が利用するの?

  • 要介護認定を受けている高齢者、または要支援認定を受けている高齢者
  • 自宅での生活を続けながら、日中の活動の場を求めている方
  • 家族の介護負担を軽減したい方

5-4. デイサービス(通所介護)での主な仕事内容

  • 食事、入浴、排泄などの介助
  • レクリエーションの企画・実施
  • 機能訓練(体操、リハビリなど)
  • 送迎
  • 記録、情報共有

6. デイケア(通所リハビリテーション)

6-1. デイケア(通所リハビリテーション)ってどんなところ?

デイケアは、日帰りで施設に通い、リハビリテーションや医療ケアを受けられるサービスです。

6-2. デイケア(通所リハビリテーション)の主な特徴

  • 専門的なリハビリテーション: 専門職(理学療法士、作業療法士など)によるリハビリテーションを受けられます。
  • 医療的なサポート: 医師や看護師による医療ケアを受けられます。
  • 在宅生活の支援: 自宅での生活を継続するための支援を受けられます。

6-3. どんな人が利用するの?

  • 要介護認定を受けている高齢者、または要支援認定を受けている高齢者
  • リハビリテーションや医療ケアを必要とする方
  • 在宅生活の継続を目指している方

6-4. デイケア(通所リハビリテーション)での主な仕事内容

  • リハビリテーション(理学療法、作業療法、言語聴覚療法など)
  • 食事、入浴、排泄などの介助
  • レクリエーションの企画・実施
  • 送迎
  • 記録、情報共有

7. ショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)

7-1. ショートステイってどんなところ?

ショートステイは、短期間、施設に入所し、食事、入浴、排泄などの介護や、リハビリテーションを受けられるサービスです。

7-2. ショートステイの主な特徴

  • 短期間の入所: 数日から数週間、施設に入所します。
  • 介護サービス: 食事、入浴、排泄などの介護、レクリエーションを受けられます。
  • リハビリテーション(場合による): 短期入所療養介護では、リハビリテーションを受けられます。
  • 家族の介護負担軽減: 家族の介護負担を軽減し、レスパイト(休息)の機会を提供します。

7-3. どんな人が利用するの?

  • 在宅介護をしている家族のレスパイト(休息)のため
  • 冠婚葬祭など、一時的に介護ができない場合
  • 本人の体調不良など、緊急時の利用

7-4. ショートステイでの主な仕事内容

  • 食事、入浴、排泄などの介護
  • レクリエーションの実施
  • リハビリテーションの補助(場合による)
  • 記録、情報共有

8. 訪問看護

8-1. 訪問看護ってどんなサービス?

訪問看護は、医師の指示のもと、看護師が利用者の自宅を訪問し、医療的なケアを行うサービスです。

8-2. 訪問看護の主な特徴

  • 専門的な医療ケア: 医療処置、健康管理、服薬指導などを受けられます。
  • 在宅療養の支援: 自宅での療養生活を支援します。
  • 24時間対応: 24時間365日、緊急時の対応が可能です。

8-3. どんな人が利用するの?

  • 医療的なケアを必要とする高齢者、または、病気や障害のある方
  • 自宅での療養生活を希望する方

8-4. 訪問看護での主な仕事内容

  • 医療処置(点滴、注射など)
  • 健康管理
  • 服薬指導
  • 創傷処置
  • 記録、情報共有

9. 訪問リハビリテーション

9-1. 訪問リハビリテーションってどんなサービス?

訪問リハビリテーションは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が利用者の自宅を訪問し、リハビリテーションを行うサービスです。

9-2. 訪問リハビリテーションの主な特徴

  • 専門的なリハビリテーション: 自宅で専門的なリハビリテーションを受けられます。
  • 生活に合わせたリハビリ: 日常生活動作の練習や、環境調整などを行います。
  • 在宅生活の支援: 自宅での生活能力の維持・向上を目指します。

9-3. どんな人が利用するの?

  • 自宅でのリハビリテーションを希望する高齢者、または、病気や障害のある方
  • 在宅での生活能力の維持・向上を目指している方

9-4. 訪問リハビリテーションでの主な仕事内容

  • リハビリテーション(理学療法、作業療法、言語聴覚療法など)
  • 日常生活動作の指導
  • 環境調整
  • 家族への指導、助言
  • 記録、情報共有

10. 夜間対応型訪問介護

10-1. 夜間対応型訪問介護ってどんなサービス?

夜間対応型訪問介護は、夜間帯に訪問介護サービスを提供するサービスです。

10-2. 夜間対応型訪問介護の主な特徴

  • 夜間の安心: 夜間の不安を軽減し、安全な生活をサポートします。
  • 緊急時の対応: 緊急時のコールに対応し、必要な場合は訪問します。
  • 介護負担の軽減: 夜間の介護負担を軽減します。

10-3. どんな人が利用するの?

  • 夜間に介護が必要な高齢者、または、障害のある方
  • 夜間の安全確保を希望する方

10-4. 夜間対応型訪問介護での主な仕事内容

  • 夜間の身体介護(排泄介助など)
  • 生活援助(安否確認など)
  • 緊急時の対応
  • 記録、情報共有

11. 認知症対応型通所介護

11-1. 認知症対応型通所介護ってどんなサービス?

認知症対応型通所介護は、認知症の方を対象としたデイサービスです。

11-2. 認知症対応型通所介護の主な特徴

  • 認知症ケアに特化: 認知症ケアに特化したプログラムが提供されます。
  • 専門的な知識と技術: 認知症に関する知識と技術を持つスタッフが対応します。
  • 社会的な交流: 他の利用者との交流を通じて、社会参加を促します。

11-3. どんな人が利用するの?

  • 認知症の診断を受けている高齢者
  • 認知症ケアを必要とする方
  • 社会的な交流を希望する方

11-4. 認知症対応型通所介護での主な仕事内容

  • 認知症ケア(回想法、音楽療法など)
  • レクリエーションの企画・実施
  • 機能訓練(軽体操など)
  • 食事、入浴、排泄などの介助
  • 記録、情報共有

12. 小規模多機能型居宅介護

12-1. 小規模多機能型居宅介護ってどんなサービス?

小規模多機能型居宅介護は、「通い」「訪問」「泊まり」のサービスを組み合わせて、24時間365日、柔軟なサービスを提供する地域密着型サービスです。

12-2. 小規模多機能型居宅介護の主な特徴

  • 柔軟なサービス: 利用者の状況に合わせて、柔軟にサービスを組み合わせられます。
  • 地域密着型: 住み慣れた地域での生活を支援します。
  • 顔なじみの関係: スタッフとの顔なじみの関係を築きやすいです。

12-3. どんな人が利用するの?

  • 地域密着型のサービスを希望する高齢者
  • 住み慣れた地域での生活を継続したい方
  • 24時間365日のサポートを必要とする方

12-4. 小規模多機能型居宅介護での主な仕事内容

  • 通い(デイサービス)
  • 訪問介護
  • ショートステイ
  • 食事の提供
  • 生活相談
  • 記録、情報共有

13. 看護小規模多機能型居宅介護

13-1. 看護小規模多機能型居宅介護ってどんなサービス?

看護小規模多機能型居宅介護は、小規模多機能型居宅介護に、看護サービスを加え、医療ニーズの高い方の在宅生活を支援する地域密着型サービスです。

13-2. 看護小規模多機能型居宅介護の主な特徴

  • 医療的なケア: 訪問看護による医療的なケアを受けられます。
  • 柔軟なサービス: 「通い」「訪問」「泊まり」を組み合わせた柔軟なサービスです。
  • 地域密着型: 住み慣れた地域での生活を支援します。

13-3. どんな人が利用するの?

  • 医療的ケアを必要とする高齢者
  • 在宅での医療ケアと生活支援の両立を希望する方
  • 住み慣れた地域での生活を継続したい方

13-4. 看護小規模多機能型居宅介護での主な仕事内容

  • 通い(デイサービス)
  • 訪問介護
  • ショートステイ
  • 訪問看護
  • 食事の提供
  • 生活相談
  • 記録、情報共有

14. まとめ:自分に合ったサービスを見つけましょう!

この記事では、様々な介護施設・サービスについて解説しました。

それぞれの施設・サービスには、異なる特徴があり、利用できる方の状況や目的も異なります。ご自身の状況や、どのような生活を送りたいのかをよく考え、最適なサービスを選択しましょう。

  • まずは相談を: ケアマネージャーや、地域の相談窓口などに相談し、情報収集することをおすすめします。
  • 体験利用を: デイサービスなどでは、体験利用ができる場合があります。実際に利用してみて、自分に合うかどうか確かめてみましょう。

介護に関する情報は、日々変化しています。常に最新の情報を収集し、自分らしい生活を送れるように、積極的に行動しましょう。


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